2/3(水)は節分です。最近『恵方巻』に主役の座を狙われている『豆まき』
ですが、なぎさ幼稚園では悪い鬼をやっつける豆まきにこだわります。
みんな自慢の鬼のお面で集合しました。 「ウガー!!」やる気溢れる子鬼です。
こちらの子鬼達、何かさえない表情です。この後何が起こるか想像
出来るのでちょっと不安です。
「今日は節分で大変忙しい中、鬼さん達がなぎさ幼稚園にご来園下さいました。」
「忙しいのに来てくれてありがとうございます」「ありがとうございます!」
鬼さん達が一人ひとり紹介され、園児達も挨拶をしましたが、、、、、、
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この鬼達(早速ですが敬称略です)と来たら、言うことは聞かないし暴れる
し弱い者いじめはするしワガママ放題で全く迷惑な来園です。しかもこの鬼達
曰く 「可愛いおまえ達の心の中にも俺たちのような鬼が居るんだぞ!俺たち
と楽しく鬼やらないか?」などと次世代を担う鬼の卵を探しに来た様子。
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鬼の誘いに乗るような子も当然居ません(居ても面白いけど)みんなの「鬼は
外!福はー内!」のかけ声と豆まきにしっぽを巻いて帰っていきました。
良かった良かった、、、 と思ったら
「おまえもおににしてやろうか〜!」と鬼達が仲間を連れて帰ってきました
「うひゃ〜鬼じゃあ、鬼が出たあ〜!」「先生助けて〜!」
と逃げ惑う子達と、
「おには〜そとお!」
必死に戦う子達!がんばれ!
「鬼はー外!おにはそとおにはそとわあああ〜」
年長さんのほとんどは鬼の正体に気づいている気になっていますが
本当の鬼だとは気づいていない様です。本気になったら大変です。
「わわわわわわ、、、、」
一回りデカイ鬼の登場にたじろぐ男子達。今まで調子に乗ってい
ただけに引くに引けません。ちょっと怖いけど頑張ってみます。
青鬼と赤鬼、本当は子ども達と楽しく遊びたかっただけかもしれません
が、勇気ある子達からの容赦ない攻撃にさらされています。
鬼が「痛たたた」と言ってたとか、、、ちょっと気の毒な気もしますが
鬼ですから我慢してください。
「早く帰って行って!!」と心が叫んでします。
悪い子はいないか!?
鬼は視野が狭いんで横とか後ろに回り込まれると豆をぶつけられ
放題です。この豆は新聞紙製で、やる気がある子ほど硬く丸めて
いますから直撃豆はかなりの痛みをもたらします。
部屋の隅に逃げ込んだ子達の前で、どうやら和解が成立した
模様です。
「また来てね」
「よし来るからな、でも来年の豆は柔らかめで頼むぞ」
ふう〜っ、やっと終わった。
でも、また出てくるんじゃないかと少し不安なみんなです。
「もう行った?」
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思い出に残る節分になったことでしょう。
それとも早く忘れたいとか、、。