平成23年3月7日年長児最後の園外保育、お別れ遠足に行って来ました。
場所は毎年恒例、大分農業文化公園。標高もあるし、寒波も来ちゃったし、
とっても寒い一日でした。
幼稚園のバスで卒園式の歌を練習しながら30分弱で到着。
楽しい一日の始まりです。
豊の国物産館、レストラン館(休業中)を抜けて花昆虫館を目指します。
地元が誇る全国ブランド『いいちこ』の三和種類のブース。
子ども達は興味なし。
いろんなフレーバーのソフトクリームが食べられます。
目の毒なのでダッシュで駆け抜ける!
花昆虫館入り口の昆虫標本にもう捕らえられてしまってます。
中にはいるともっともっと凄い標本が待っています。
一歩中にはいると世界中の蝶の標本が飾られた部屋になっています。
この先にある放蝶温室の前室でもあるこの部屋の標本は本当に見応えがあります。
温室にはいるときれいに咲いたブーゲンビリアが出迎えてくれました。
放蝶温室の主役の『オオゴマダラ』の生息地、沖縄地方の環境を再現し
ているそうです。大分県にある農業文化公園で何故にオオゴマダラなの
かという疑問はさておき、蝶も花も綺麗で暖かい花昆虫館はこの日天国
の様に感じました。外気温は10度以下、、、。
「見つけたぞ、まて〜」
「うふふ、こっちよ〜。つかまえてごらんなさ〜い!」
という感じの二匹のオオゴマダラ。
人間も昔は海岸や草原などでこの様な行動を取っていたそうです。
おじいちゃんおばあちゃんに聞いてみよう!照れ笑いを浮かべたら
本当だって事だよ!
金色に輝くオオゴマダラのさなぎ(この写真では何故か真っ黒)
から羽化したばかりのオオゴマダラ。
足元で羽を休めていた?ひょっとしてこれも羽化して間もない
のかもしれません。
かなり小振りなパイナップル バナナの葉です。ちまきを思い出しました
ウツボカズラの捕虫器。この中に落ちたムシは哀れ
栄養分として消化されてしまいます。
温室の奥も展示室になっていて様々な昆虫の標本が飾られています。
タランチュラの向こうに枯葉に擬態したカレハカマキリ(標本ですけど)が
枯葉の中に展示されています。一生懸命に何匹いるか数えています。
ずらりと並んだ双眼顕微鏡。何が見えるのでしょうか?
虫ピンまでくっきり。
軍配みたいな形ですね、納得。
双眼顕微鏡で見ると立体的に観察することが出来ます。
とてもよく出来た昆虫フィギュア達の食事風景。
この花昆虫館、実は3月末で閉館となります。
放蝶温室の維持費が大きいのでしょうか?この中の虫や植物の行く末が
気になります。無事に寿命を全う出来るとよいのですが、、。
もうしばらく元気に飛び回っていられます。
・
・
・
次は東ゲートに移動して、子ども達が元気に飛び回る番です。
東ゲートを入ると目の前に巨大遊具が控えています。
先生からの注意事項をしっかり頭に入れてお弁当の時間まで
思う存分遊びました。
「では、お弁当の時間まで遊んで良いですよ!」
「は〜い!!」
・
・
全力で駆け出す子ども達。結構な斜面ですが、転倒者無し。
慣れるまでは顔が引きつります。
絶叫系滑り台
みんないい笑顔です
ほのぼの系ローラー滑り台
ひやひや系綱渡り
ファイト一発系クライミング
大人はこんなに軽やかに通れません。 大人の足サイズならこんな事にはなりませんけど。
ほのぼのローラー滑り台と紹介しましたが、スタート地点はこの高さ。
転落防止の柵がもし無かったら、かなりドキドキしてしまうでしょう。
ブランコの様に上手に揺れてました。
この上は、、、、
こんな風になっています。
怖くて立ち上がれません。
ここから一歩を踏み出すだけで小さな勇気を使い切っちゃいそうです。
何とかハンモックに乗りましたが、下が水たまり、、、。
降りる時が心配、、マンガならくるんと回って水たまりに落下、が
定番ですが無事靴以外は濡らすことなく降りることが出来ました。
常に駆け足、または全力疾走で移動する子ども達。寒さは全く関係ないようです。
多少幅広くなっても可愛いということが確認出来ました!
先生も思わず絶叫の急勾配。
上では怖がる子どもを千尋の谷に突き落とそうとする
鬼の姿が見えますね。
『ちょっとしか怖くないから!チャレンジ!チャレンジ!!』
『怖〜い!』
最初の一回をクリアするとみんなこの滑り台が大好きになります。
みんなで滑れば怖くない?
いいえ、怖さは変わらず。
楽しさは倍増の様です。
顔が引きつる一回目。
何とかスピードダウンを図る二回目。
最後の思い出作り、楽しかったね!
とても楽しそうに遊ぶみんなの姿を見て少し寂しくなる先生達でした。
卒園式まで後10日。